2012年 新年のご挨拶

みなさま、明けましておめでとうございます。

今、新年の抱負を考えているのですが、特にこれといってやりたいことが思い浮かばず困っています。去年までは色々と思い浮かんだのですが、今年は何も浮かんでこないのです。

僕が理想としてきた生き方を一言で表すと「人々に得(トク)してもらい、ついでに自分もちょろっと得をする」です。献身的なだけでは精神がもちませんし、自分だけが得をする生き方はツマラナイだろうと思うので、利他と利己の両方が必要なのだと考えています。今もその考え方に変更はありません。あえて「得(トク)」という俗っぽい言葉を選んだのは、耳障りが良いだけの言葉よりも本質に迫っているはずだ考えてのことです。

僕が悩んでいるのは「人に得(トク)してもらい」という方針そのものではなく、「誰のために役に立つべきか」というターゲットについてです。

自分に関わる人が少ない場合は、全員が得をするようにものごとを進めるのは容易なのです。二人しかいなければ「win-win」の関係を築けば良い。三人だったら「win-win-win」です。人を、グループに置き換えて考えても良いと思います。身の回りのすべての集団に対して「win」となるようにものごとを計画し、実施すれば大体うまくいくものです。例えば仕事の出来不出来は、どれだけ多くの人に「win」を与えられる枠組みを作れるかの巧拙で決まってしまうといっても過言ではないかもしれません。

しかし、人の数が増えるごとに「全員が得をする」関係を作るというのは難しくなりますね。例えば90人を相手にした場合は「win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win-win」の関係を作らないといけない。これは非常に難しい。

僕も30才を過ぎてかかわりを持つ人の数が増えてきたためか、難しい局面にぶち当たる事が増えてきました。なるべく多くの人にとってメリットがあるようにものごとを進めないといけないなと思うのですが、矛盾も許容しないといけない局面が増えてきています。具体的なことはここには書きませんが、新年の抱負が容易にポンポンと思い浮かばないのも、これが原因ではないかと予想しています。

リストラや過労、就職難などの例を挙げるまでもなく、「組織」は「個人」を犠牲にして成り立っています。今まではその組織側に噛み付いてさえいれば、OKだった。個人の側についていれば、錦の御旗を背負うことが出来た。しかし、今はそこまで単純ではない状況になってきたようで、とても複雑な心境です。この問題に自分なりの回答を見つけるの今年の目標なのかもしれません。

一方で「本を書く」というのは単純ですね。ステークホルダー(利害関係者)は著者と出版社と読者の3者に集約されます。実際にどれくらい読者の方々のお役に立てたかは分かりませんが、僕としては是非そうありたいという願いのもとに書いてきました。一冊目の著書は度重なる増刷を頂き多くの方に読んでいただいていますし、また別途ご報告致しますが新しい動きも出始めています。二冊目の著書も上々で、特に会社勤めの友人たちからは「こっちの方が面白かったw」という感想を頂きました。これらとは別の新しいお仕事の話もいただいています。この活動は今後も続けていきたいですね。

具体性がなくて、ぱっとしない内容になってしまいましたが、今考えている正直なところを述べた新年のご挨拶でした。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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